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大東建託の退去立会い完全ガイド——当日の流れから値切られないための準備まで

大東建託の退去立会いには、他の管理会社とは異なる特有の流れがあります。特に注意すべきは、立会いに来るのが大東建託の社員ではなく、委託された清掃・設備業者であること。この構造を理解していないと、その場で不利な合意をしてしまう可能性があります。

この記事では、大東建託の退去立会いの実際の流れ、その場で確認すべきこと、事前準備のチェックリストまでを詳しく解説します。

⚠️ 大東建託の退去立会い——最も重要な3つのポイント
  • 立会いに来るのは委託業者——金額交渉の権限がないことが多い。その場で合意しない
  • 退去日から立会い日までの間に部屋の写真を必ず撮影しておく——これが最大の防御策
  • 立会い時には「確認します」以外の返事はしない——「払います」「わかりました」は禁句

大東建託の退去立会い——当日の流れ(タイムライン)

時間出来事あなたがすべきこと
立会い10分前業者が到着(時間に正確なことが多い)まだ部屋に入れない。玄関前で待機
立会い開始挨拶と名刺交換名刺をもらい、会社名と氏名をメモ
立会い中(15〜30分)業者が部屋全体をチェック。壁・床・水回り・設備を順に確認業者の後ろをついて回り、指摘された箇所をすべてメモ。写真も撮る
チェック終了後業者が「この傷は入居者の負担です」などと口頭で説明「確認しました」以外は言わない。「いくらになりますか?」も聞かない
最終「後日、管理会社から正式な請求書が届きます」と言われる「わかりました。請求書を待ちます」で終了。その場でサインする書類は内容を必ず読む
🔑 委託業者に金額を聞いてはいけない理由
大東建託の退去立会いに来る業者は、あくまで「傷や汚れをチェックする人」であり、金額を決める権限はありません。立会いの場で「この傷はいくらくらいですか?」と聞いても、業者が適当な数字を口にし、それが後日の請求書にそのまま反映されるリスクがあります。金額の話はすべて管理会社との間で行いましょう。

立会い当日に確認すべき 7 つのチェックポイント

  1. 壁紙(クロス)の状態——タバコのヤニ、ペットの引っかき傷、家具の跡。経年変化(日焼け)か過失かを区別
  2. フローリングの傷・凹み——家具の設置による凹みは通常損耗。深い傷や水濡れ跡は要注意
  3. 水回り(キッチン・浴室・洗面台・トイレ)——水垢・カビ・油汚れ。清掃で落ちるレベルの汚れか、設備の破損かを区別
  4. エアコン——動作確認とフィルター清掃。内部清掃を求められたら「通常使用の範囲」と主張
  5. 照明器具・カーテンレール——破損や紛失がないか。入居時から付いていたものか確認
  6. 網戸——破れや枠の歪み。経年劣化なら借主負担不要
  7. ——本数が揃っているか。紛失していなければ鍵交換費用は不要

大東建託の立会いでよくあるトラブルと対処法

トラブル①:業者が「これは入居者負担です」と次々に指摘してくる

対処法:「確認しました。後日、管理会社に直接確認します」とだけ返事をする。業者は清掃・補修の受注を増やしたい(=請求額が上がると自分の会社の売上になる)インセンティブがあるため、どうしても「これは傷です」と言いがちです。あくまで「確認しました」で通しましょう。

トラブル②:その場で見積書にサインを求められる

対処法:絶対にサインしない。「後日、正式な請求書を郵送してください。内容を確認してから対応します」と伝える。立会いの場でサインした書類は「金額に合意した証拠」として扱われる可能性があります。どんなに急かされてもサインは拒否しましょう。

トラブル③:立会い日時に遅刻した / 立ち会えなかった

対処法:立会いなしで査定が行われると、不利な判定をされるリスクがあります。遅刻しそうな場合は必ず管理営業所に電話し、日時の変更を依頼してください。すでに立会いなしで査定が終わってしまった場合は、後日「改めて自分も立ち会って確認したい」と申し出ることができます。

退去立会い前日までにやっておくべき準備リスト

準備項目内容期限
📸 部屋全体の写真撮影壁・床・水回り全箇所。傷や汚れはアップで退去日〜立会い前日
📋 入居時の写真と照合入居時に撮った写真があれば、入居時からあった傷を特定立会い前日
📄 契約書の特約確認クリーニング費用の金額が明示されているか再確認立会い前日
📝 チェックリストの印刷上記7ポイントを印刷し、立会い時に持参立会い前日
📱 録音の準備スマホのボイスメモをオンにする(相手に「録音します」と伝える必要なし・日本の法律では会話の当事者による録音は合法)立会い当日
👥 同行者の手配できれば家族や友人に同席してもらう(証人+心強い)立会い前日まで

立会い後に請求書が届いたら——やるべき3ステップ

  1. 立会い時の自分のメモと請求書を照合する——業者が「傷」と言っていた箇所と、請求書の項目が一致しているか確認
  2. 「払わなくていい費用」が混ざっていないかチェック——鍵交換・エアコン清掃・事務手数料など。当サイトの「払わなくていい費用一覧」を参照
  3. 入居年数に応じた減価償却が適用されているか確認——壁紙は6年超でゼロ。フローリングや設備も年数で負担割合が下がる。適用されていなければ管理会社に再計算を依頼
✅ 交渉の切り出し方(メール文例)

「先日は退去立会いにお時間をいただきありがとうございました。
本日、退去費用のご請求書を拝受いたしました。
つきましては、以下の3点についてご確認をお願いいたします。
① 鍵交換費用について:鍵はすべて返却しております。防犯上の理由による交換費用は貸主負担と認識しております。
② クロス張替え費用について:入居期間は○年のため、国土交通省ガイドラインに基づき負担割合は○%となるはずです。
③ エアコン清掃費用について:通常使用の範囲内であり、借主負担の対象外と認識しております。
恐れ入りますが、上記3点を精査の上、修正後の請求書をご送付いただけますでしょうか。
なお、適正な金額については速やかにお支払いいたします。」

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よくある質問

大東建託の社員ではなく、委託された清掃・設備業者が来ることがほとんどです。名刺をもらい、会社名と氏名を必ずメモしておきましょう。業者には金額を決める権限がないため、その場での金額交渉は無意味です。

絶対にサインしないでください。立会い時にサインする書類は「現状確認書」や「チェックリスト」という名目ですが、後日「金額に合意した」と解釈されるリスクがあります。「後日、正式な請求書を郵送してください」とだけ伝えましょう。

退去日の1〜2週間前までに管理営業所に連絡すれば、日程変更は可能です。ただし退去日が迫っている場合は選択肢が限られるため、早めに連絡しましょう。無断キャンセルは避けてください(立会いなしで査定され、不利になる可能性があります)。

日本の法律では、会話の当事者による録音は相手の同意なしでも合法です(盗聴ではないため)。スマホのボイスメモをオンにしてポケットに入れておけば、後日の「言った・言わない」のトラブルを防げます。

可能です。家族や友人に委任状を書いて代理で立ち会ってもらうことができます。委任状のフォーマットは大東建託の管理営業所に問い合わせれば送ってもらえます。代理の人がいない場合は、やむを得ず立会いなしになりますが、後日「改めて確認したい」と申し出ることもできます。

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