畳の表替え費用——退去時に請求されたら確認すべき「6年ルール」

「畳の表替え費用 4万円」——退去時の請求書にこんな項目を見つけて、びっくりしたことはありませんか?畳は和室のある物件では必ず査定される項目で、意外と高額になりがちです。しかし、入居年数によってはになる項目でもあります。
この記事では、畳の表替え費用の相場、入居年数と負担割合の関係、そして「通常損耗」と「特別損耗」の線引きを解説します。 退去時に請求されるのは、ほとんどが「表替え」(表面のゴザだけ交換)です。新調が必要になるのは、畳の内部(ワラ床や発泡スチロール床)まで傷んでいるケースのみで、通常の生活ではほとんどありません。
畳の表替え・裏返し費用の相場
工事内容 1枚あたり相場 6畳間の場合 裏返し(リバーシブル加工) 2,000〜4,000 円 12,000〜24,000 円 表替え(表面のゴザ交換) 5,000〜8,000 円 30,000〜48,000 円 新調(畳本体ごと交換) 10,000〜15,000 円 60,000〜90,000 円 入居年数別の負担割合
入居年数 負担割合 6畳間の負担額目安 1年未満 100% 30,000〜48,000 円 1〜2年 80% 24,000〜38,400 円 2〜4年 50% 15,000〜24,000 円 4〜6年 20% 6,000〜9,600 円 6年以上 0% 0 円
畳の表替え費用は原則ゼロです。管理会社に「入居6年以上のため、畳の減価償却は完了しています。国交省ガイドラインに従い全額貸主負担でお願いします」と伝えましょう。この主張は裁判でもほぼ認められています。
特別損耗となるケース——これらは減額されない
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よくある質問
原則ありません。畳の耐用年数は約6年とされており、それを超える入居では減価償却が完了しているため、表替え費用は貸主負担です。「国交省ガイドラインに基づき全額貸主負担のはずです」と伝えてください。
日焼け(紫外線による変色)は通常損耗であり、借主負担ではありません。窓際の畳が日焼けしているのは自然な経年変化です。
退去時に請求されるのは表替えが一般的です。裏返しは入居者自身が費用を負担して行う中間メンテナンスの位置づけで、退去時の精算で請求されることは稀です。


